庭に人工芝をdiyするときにかかる費用
家の新築やリフォームをきっかけに、自宅の庭に人工芝をdiyしようと考えたことはありませんか?
その際、気になるのは費用のこと。
何がどれだけ必要?この庭の広さで料金はいくら?
diy初心者の方は検討がつかないと思います。
diyだけに限らず、材料選びから人工芝施工など外構工事全てを造園業者に任せる場合も、人工芝のdiyにかかる費用を知っておくことは大事なことです。
そこで今回は、庭に人工芝をdiyするときにかかる費用と金額の目安を解説します。
人工芝のように必ずかかる費用と、そうでない費用があります。ご自宅の庭の状態を確認しながら参考にしていただければ幸いです。
庭の整地にかかる費用
まずは、人工芝を貼る前の大事な作業、庭の整地にかかる費用です。
今、庭はどんな状態ですか?
雑草が生えていますか?天然芝が植えられていますか?
砂利がゴロゴロしていますか?
この状態の庭に人工芝を貼ると、仕上がりがデコボコで見た目が悪くなるだけでなく、人工芝の寿命にも影響します。
整地はdiyの出来栄えや人工芝の寿命にかかわるため、丁寧に行ってください。
それでは、庭の整地にかかる費用をみていきましょう。
雑草や天然芝の除去
庭に生えている雑草や天然芝を除去します。手作業で除去すれば費用は0円です。
しかし、除草剤で雑草や芝生を枯らす場合は費用がかかります。
除草剤の費用目安:1000ml、約16㎡分で約1,000円~1,500円ほど
庭の凸凹を平らにならす(均す)
雑草や天然芝を除去した後の庭は凸凹です。庭の凸凹を平らにする時、お手持ちのトンボやベニヤ板を代用すれば費用は0円です。しかし、広い庭など転圧機を利用する場合は費用がかかります。
転圧機の費用目安:ホームセンターのレンタルで1日約1,000円~2,000円ほど
庭の下地材に山砂を使用する
凸凹を均す下地材に山砂を使用することがあります。
また、細かな砂利がある場合は砂利と砂利の隙間を埋めて庭の凸凹を均す利用法もあります。
山砂の費用目安:1m×1mに厚み3cmで施工すると約50kg必要 約5,000円~6,000円ほど
以上、整地にかかる費用は主に3つです。
3つとも必ずかかる費用でなはく庭の状態によって変わります。極端に言うと庭の整地にかかる費用は0円の場合もあります。
また、庭の下地がコンクリート、もしくはベランダ・ウッドデッキの人工芝施工であれば整地は不要です。
防草シート施工にかかる費用
整地の次は防草シート施工にかかる費用です。
庭に人工芝を貼る場合、人工芝だけでは必ず雑草が生えます。
人工芝の継ぎ目から、人工芝と庭の隙間から、人工芝には雑草が生えるリスクがあります。
人工芝の庭を綺麗に保つために、当店では必ず人工芝の下に防草シート施工をおすすめしています。
詳しくは、豆知識:人工芝の下には防草シートが絶対必要なワケをご覧ください。
防草シートと言っても、種類はたくさんで値段もピンキリ。
そこで、当店がおすすめする防草シートは人工芝専用防草シート。高密度不織布で、耐用年数は半永久の防草シートです。
防草シートの費用目安:固定ピンのセットで1㎡あたり約470円ほど。
自分でdiyをすれば費用は材料費だけ済みます。diyでも手軽にできる人工芝用防草シートの貼り方を参考にしてくださいね。
参考までに、防草シート張りを業者施工に任せると、費用の相場は1㎡あたり約2,000円~3,000円ほど。
人工芝施工にかかる費用
整地と防草シートの次は、いよいよ人工芝の費用です。
人工芝の費用
ホームセンターで販売されている比較的安価な人工芝の相場は1㎡あたり1,500円~3,500円。
ただし、安価な人工芝はリアルさに欠けたり耐用年数が短かったりとデメリットもあります。
人工芝の値段は、芝の長さや密度、材質や機能性、つまり人工芝の品質に関わります。
そこでおすすめは、当店の人工芝ふわふわターフ。芝丈3タイプをご用意しています。
当店一番人気の芝丈30mmの費用目安:1㎡あたり5,200円ほど(固定ピンのセット)
人工芝以外の資材
人工芝を固定するピンと併用して人工芝用両面テープを使用すると、人工芝同士の継ぎ目をより強く固定することができます。また、コンクリート下地やウッドデッキの人工芝固定には、人工芝専用接着剤を使用します。
人工芝用両面テープの費用目安:1巻10cm×15m 2,420円
人工芝用接着剤ディノグリップの費用目安:1缶5kgで約7㎡分 7,260円
人工芝も自分でdiyをすれば費用は材料費だけです。diyでも手軽にできる人工芝の貼り方を参考にしてくださいね。
参考までに、業者へ依頼する人工芝の施工相場は1㎡あたり5,000円ほど。(材料費は別)
庭に人工芝をdiyするときにかかる合計金額
さいごに合計金額を出してみましょう。
バーベキューや外遊びを楽しむには10㎡以上の庭が理想と言われていますので、10㎡の庭に人工芝をdiyするときの費用を計算します。
費用目安 | 10㎡分の費用 | ||
---|---|---|---|
整地費用 | 除草剤(任意) | 1,500円/1本 | 1,500円 |
転圧機(任意) | 2,000円/1日レンタル | 2,000円 | |
山砂(任意) | 5,000円/㎡ | 50,000円 | |
防草シート費用 | 防草シートと固定ピン(必須) | 470円/㎡ | 4,700円 |
人工芝費用 | 人工芝と固定ピン(必須) | 5,200円/㎡ | 52,000円 |
人工芝用両面テープ(任意) | 2,420円/1巻 | 2,420円 | |
人工芝用接着剤(任意) | 7,260円/1缶 | 7,260円 |
10㎡の庭に人工芝をdiyするときにかかる合計金額 119,880円
必ず必要な項目のみの合計金額 56,700円
必ず必要になる費用が56,700円。そして庭の状況によっては119,880円が目安の費用です。
なお、diy後の人工芝手入れに特別な費用はかかりませんので、普段の手入れで大丈夫です。詳しくは豆知識:人工芝の掃除とお手入れ方法をご覧ください。
いかがでしたか?
庭の状態や選ぶ人工芝によって費用は前後しますが、金額の目安はお分かりいただけましたか?diyや見積もり比較の参考にしてくださいね。