目地用人工芝の施工方法と事例紹介
駐車場や庭のコンクリート目地に植物を植えることがありますが、成長を気にしたり雑草を気にしたり手入れが伴います。
そこで近年注目されているのが目地用人工芝です。
目地用人工芝はほぼメンテナンスフリーで、無機質になりがちなコンクリート面を鮮やかで明るい印象に変えてくれます。
さらに、季節や天候に関係なく天然の芝生のような自然な景観を保つことができるので、年間を通しておすすめの景観維持方法です。
また、目地用人工芝が人気な理由は手軽な施工方法にあります。プロの業者でなくてもdiy可能な施工方法のため初心者にも扱いやすいアイテムです。
そこで、この記事では初心者の方でも分かる目地用人工芝の施工方法を詳しく解説します。
diy経験がなくても安心して作業ができるように細かな施工方法をポイントやコツを入れながら解説します。
最後に目地用人工芝の施工事例もご紹介しますので是非ご覧ください。

目地用人工芝の利便性

まずは目地用人工芝について簡単に解説します。
目地用人工芝とは、駐車場の目地幅に合わせて加工済の人工芝です。
もちろんご自身で目地幅に合わせてカットすることもできますが、予め加工されている人工芝を選ぶことで作業効率の良さと仕上がりの美しさにつながります。
さらに、余分な材料のロスも削減できコストパフォーマンスも向上します。
ふわふわターフの目地用人工芝は一般的な駐車場目地に合わせて95mm幅です。
目地用人工芝の施工方法
施工方法を手順に沿って解説します。
施工に必要な材料と道具
施工に必要な材料は4つです。
- 目地用人工芝(目地の長さ分)
- 人工芝用接着剤
- 人工芝用防草シート
- 防草シート用固定ピン


目地が土の場合は雑草対策として防草シートと固定ピンを使用しますが、下地がコンクリートの場合は雑草が生えるリスクがないため不要です。
道具は特別なものは必要なく自宅にあるもので大丈夫です。
目地の下地を整える小型のスコップ、人工芝や防草シートをカットするためのカッターやはさみ、ピンを打ち込むハンマー、印を付けるメジャーやマーカーです。
カッターは切れ味が大事ですので替え刃を用意しておきましょう。
施工方法1.目地の整地と下地準備
まずは目地の整地と下地の準備です。
目地に生えている雑草は取り除きます。



雑草が生えている状態で防草シートや人工芝を敷くと下地がデコボコになり見た目が悪いだけでなく段差などで危険が生じます。
また、目地に砂利を敷いている場合は取り除くことをおすすめします。理由は、砂利はピンが効かず固定が不安定になるからです。
打ち込んだピンが抜けたりズレたりして、万が一駐車場でピンがむき出しになると危険です。
ただし、転圧した細かい砕石など、ピンできちんと固定できる場合は問題ありません。

雑草や砂利を取り除いたあとは土を平らに均します。
その際、コンクリートの高さいっぱいに土を入れるのではなく、目地表面の少し下の位置に合わせることで上に人工芝をのせたときの見栄えがよくなります。
高さが足りないようであれば土や砂を投入し人工芝の芝丈に合わせて調整してください。
整地にはレンガを使って均すのもおすすめです。
施工方法2.防草シートの設置

整地の次は防草シートの設置です。目地の雑草対策として人工芝の下に防草シートを設置しましょう。
防草シートは必要なサイズにカットし、目地にぴったりと敷き詰めてください。
コツは目地の幅よりも少し大きめの幅にカットすることです。
目地の幅より狭くなると隙間ができて雑草が生えるリスクがありますので、少し広い幅でカットし両サイドを立ち上げて隙間を無くしましょう。
シートの継ぎ目も10cm以上の重なりを確保し隙間ができないようにしましょう。
例えば、このようなカット方法もアイディアの1つです。

お客様からいただいた施工事例ですが、先に防草シートを固定してから不要な部分をカットするという方法です。
理由は、ピンで固定するとき防草シートの偏りができるためです。偏りを予め考慮できる方法です。
防草シートの配置が決まったら次は固定です。


専用のピンで約50cm~1m間隔でしかっかりと固定します。
目地が浅くてピンが刺さらない場合は短いピンを使用したりピンを斜めに打ち込んだりして全体をしっかりと留めましょう。
これらの工程を丁寧に行うことで雑草を防ぎ手間がかからず綺麗な駐車場を維持することができます。
施工方法3.目地用人工芝の設置
目地用人工芝の位置合わせ

防草シートの設置が終わるといよいよ目地用人工芝の設置です。
当店の人工芝は一般的な目地に合わせて幅は約95mmです。もし目地の幅とサイズが合わない場合は幅カットを行います。
その際は人工芝の裏面からステッチ(芝の縫い目)のラインに沿ってカッターで切ると切りやすくスムーズです。
長さは、設置する目地に実際に置いて配置を決めます。
なお、人工芝の継ぎ目は重ねることなくピッタリ隣り合うように設置します。
また、縦と横の目地が交差する場合、交差部分を重ねるのではなく、どちらか一方をカットして設置してください。


接着剤で固定

設置済の防草シートや目地用人工芝の裏面に接着剤を均一に塗布します。
人工芝の固定におすすめな接着剤は手軽に使用できる接着剤ウレタッチです。
必ず人工芝専用の接着剤を選んでください。
端や角の部分は特に念入りに塗ることで剥がれを防ぐことができ耐久性がアップします。
全体に均等な圧力をかけて固定しましょう。接着剤が完全に乾くまでは車の出入りを控え、しっかりと固定されているか確認することが大切です。
重要なことは、接着剤を使用する前に完全に乾燥させることです。
防草シートやコンクリートが濡れていると接着効果に影響が出てしまいます。
※ピンは万が一抜けやズレがあった時に危険性を伴うため使用しません。


施工方法4.ブラッシングと仕上げ
全ての施工が終わったあとは最終確認です。
人工芝が浮いていないか継ぎ目が目立ってないか全体を確認します。
接着剤が定着した後、芝が立ち上がるようにブラシ等で逆手に立ち上げます。芝が立ち上がってくると見た目がぐんっと美しくなります。


目地用人工芝施工方法のまとめ
施工方法に難しい作業はなく、初心者の方でも簡単にdiyできる手順になっていたと思います。
最後にポイントをまとめます。
-
- 目地の整地
雑草や砂利を取り除き土を平らに均す。目地表面より少し低めに調整すると仕上がりがきれいに! - 防草シートの設置
目地幅よりやや大きめにカットし隙間ができないように。ピンでしっかり固定! - 目地用人工芝の設置
実際に置きながら配置を確認。接着剤を均一に塗布し全体を圧着して固定! - 仕上げ
接着剤が乾いたあとブラシで芝を立ち上げて完成!
- 目地の整地


デザイン事例:目地用人工芝の活用アイデア
景観用人工芝と目地用のダブル使用のdiy事例
タイルや飛び石が並んでいるデザイン性の高い外構がおしゃれですね。
広い幅には景観用の人工芝をメインに使用し、狭い幅には目地用人工芝を使用するという事例です。
色味や芝丈が異なると見た目に違和感が出ますので販売店に確認してから選びましょう。
狭スペースに目地がいくつも交差するdiy事例
狭スペースに目地がたくさん交差していますが、目地幅が80mmとのことで15mm程ご自身でカットされています。
細かな作業だったと思いますがdiyでとっても丁寧に仕上がっています。
タイル調ベランダのdiy事例


タイル調のベランダに目地用人工芝を敷いた事例です。
人工芝の固定には接着剤は使用せず、雨どい部分をカットしたあと目地に置いただけの施工です。
ベランダ設置のポイントは、排水穴を人工芝で塞がないことです。
砂利と人工芝のダブル使用のdiy事例


元々は砂利の駐車場でしたが、駐車する度に砂利が散らばってしまい大変だったそうです。
砂利の一部分を目地用人工芝にすることで、砂利が散らばる問題が解決されたそうです。
目地用人工芝を並べて使用するdiy事例


場所によっては幅の違う目地がある場合があります。
幅が狭い場合はカットで対応し、幅が広い場合は目地用人工芝を2枚並べて施工するという事例です。
直線の目地には2列使用し、カーブの目地には1列の施工事例です。
その他のdiy事例
これまでご紹介した事例の他にもたくさんの事例が集まっています。





さいごに
目地用人工芝の施工方法の解説と施工事例のご紹介はいかがでしたか?
目地用人工芝はコンクリートの目地を手軽に美しく変えることができ、メンテナンスも少なく済ませることができます。
そのため忙しい方にも最適な選択肢です。
また、DIYで施工できるのでプロに依頼するよりもコストを抑えることができます。
これから目地用人工芝を使ってみようと考えている方は是非この記事を参考にして快適で美しい空間を作ってください。
もし不安な点があればいつでもご相談ください。
















