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人工芝の豆知識

人工芝の豆知識

人工芝ふわふわターフを防草シート一体型にしなかった理由

庭の手入れに手間をかけず美しい庭を保ちたい方には、人工芝が理想的な選択肢としておすすめです。
なかでも、防草シート一体型の人工芝は手軽に敷設できるためDIY初心者には人気があります。

しかし、当店のふわふわターフは防草シート一体型ではありません。
その理由は、メリットがある反面デメリットも多いからです。

 

この記事では、防草シート一体型のメリット・デメリットを解説します。
そしてふわふわターフが防草シート一体型を選択しなかった理由を踏まえ、より効果的な人工芝の選び方について詳しく解説していきます。

防草シート一体型人工芝のメリット

防草シート一体型の人工芝は、文字通り、防草シートと人工芝が一体化した製品で雑草対策と芝生の美しさを手軽に両立できるアイテムです。まずはメリットを解説します。

防草シート一体型人工芝のメリット

一度の施工で完結する

1つ目のメリットは、一度の施工で完結することです。

通常は防草シートを敷き、その上に人工芝を敷くという二度の施工手順が必要ですが、
防草シートと人工芝が一体型になっているタイプを選択すれば一度敷くだけで人工芝と防草シートの施工が終わり、作業時間を大幅に短縮することができます。
特に広い面積の施工に大変便利です。

DIYで施工しやすい

2つ目のメリットは、プロでなくてもDIYで施工しやすいことです。防草シート一体型の人工芝はDIY初心者に特におすすめのアイテムです。
費用も比較的安価に抑えられるため手軽に挑戦できます。

また、施工に必要な専用の工具や材料も少なく、専門的な技術を持たなくても短時間で美しい仕上がりを実現できるのが大きな特徴です。
忙しい方や庭の手入れに時間をかけたくない方にとっては理想的な選択肢となるでしょう。

 

このように、防草シート一体型の人工芝はその便利さから幅広い層に支持されていますが、選ぶ際には品質や耐久性をしっかりと確認し、ご自身のニーズに合った製品を選ぶことが重要です。

防草シート一体型人工芝のデメリット

防草シート一体型人工芝は、ホームセンターなどでおすすめのDIY用品として人気がありますが、先に解説したメリットだけではなくデメリットを理解することが重要です。

次にデメリットについて解説します。

防草シート一体型は単品よりも効果が薄い

防草シート一体型は単品よりも効果が薄い

人工芝一体型になっている防草シートと一体型ではない防草シートを比較した場合、一体型の防草シートは雑草の抑制効果が薄れることがあります。
これは人工芝と防草シートが一体化した構造により、それぞれの特性が最大限に発揮されないためです。

 

例えば、一体型ではない防草シートは、地面に密着して光を完全に遮断し雑草の成長を抑制しますが、一体型の防草シートは人工芝の厚みなどが影響し光を通しやすくなる場合があります。 さらに、人工芝の継ぎ目部の雑草対策ができず、継ぎ目が多いと雑草が生えるリスクも高くなります。

思い通りにカットするのが難しい

思い通りにカットするのが難しい

人工芝を思い通りにカットするのは意外と難しい作業です。防草シート一体型の人工芝の場合、通常の人工芝とは異なり、ハサミやカッターでの切断がスムーズにいかないことがあります。その理由は構造が複雑だからです。

 

人工芝はポリプロピレンやポリエチレンの柔軟で弾力のある素材に対して、防草シートは織布や不織布の繊維素材です。
素材の違う複数の層を一度にカットしようと思っても、カッターの刃がスムーズに通らず引っかかりやすくなります。
そのため、切り口がほつれて見た目に影響が出るため、DIY初心者にとっては少々難易度が高くなり、慎重に丁寧に作業を進めることがポイントです。

重くて扱いづらい

人工芝は重さがデメリットとなることがありますが、防草シート一体型の人工芝は芝生と防草シートの二重構造になっているため素材の量が増え、さらに重くなります。

防草シート一体型は施工の手間を減らすことが目的の商品ため、幅や長さが大きいサイズのロール人工芝で売られていることが多く、それも重たい理由の1つです。重さは作業の負担を増やすだけでなく、作業時間を長引かせる原因にもなります。

また、重くて扱いづらいことにより位置を正確に計測したり微調整がしづらかったり、 思い通りに施工が進まず苦労することがあります。保管の際にもスペースを取ってしまうため収納場所にも気を配る必要があります。

 

これらの点を踏まえ、ご自身の施工環境や経験に合った人工芝を選ぶことが肝心です。

防草シートと人工芝、それぞれで敷くよりも効果が出にくい

それぞれで敷くよりも効果が出にくい

防草シート一体型の人工芝は便利さを追求するあまり、個々の力をフルに引き出せないことがあります。
それぞれに持っている強みが一体になることで制限されてしまうからです。

 

具体的には、柔らかくクッション性がある人工芝に防草シートを付けてしまうと、どちらにとっても柔軟性がなくなってしまいます。
また、水はけの機能が優れている防草シートに人工芝を付けてしまうと水の通り道が限られて湿りやすくなる場合があります。

 

このような理由から、雑草が生えやすい場所や耐久性が求められる場合には、それぞれ別々に敷くことで防草効果を最大限に引き出しつつ、人工芝の美しい見た目を長く保つことができます。

ふわふわターフを防草シート一体型にしなかった理由

ここまでは防草シート付き人工芝のメリットとデメリットを解説しましたが、なぜ、ふわふわターフは防草シート付にはしなかったのでしょうか。 それは、メリットよりもデメリットの方が大きいと考えたからです。その理由を詳しく解説します。

人工芝ジョイント部の雑草対策が重要

人工芝ジョイント部の雑草対策が重要

ロールタイプの人工芝を使用する際、特に重要なのがジョイント部(継ぎ目)からの雑草対策です。

通常、継ぎ目からの雑草を防ぐために、人工芝の下に敷く防草シートは継ぎ目を10cmほど重ねて貼ることを推奨しています。
しかし、防草シート付きの人工芝は重ねることができません。防草シートを重ねようとすると人工芝も重なって盛り上がってしまうからです。
雑草は人工芝の綺麗な見た目を損なうだけでなく、人工芝の下に根を張って芝を持ち上げることもあります。
せっかく仕上げたお庭が台無しにならないためにも継ぎ目の処理は非常に重要です。

 

防草シート付きの人工芝を使用する場合、具体的な対策として、継ぎ目に追加の防草シートを使用する方法があります。
そして、雑草が少しでも見え始めたらすぐに対処することで大掛かりなメンテナンスを避けることができます。

コンクリート下地には防草シートは不要

コンクリート下地には防草シートは不要

コンクリート下地に人工芝を敷く場合、防草シートを使用する必要はありません。
なぜなら、コンクリートは密度が非常に高いため、雑草がその下から生えてくる心配はほとんどないからです。

 

防草シートは通常、土の上に敷くことで効果を発揮しますが、コンクリートの上ではそのメリットはありません。
むしろ、防草シートを使用しないことで人工芝の設置がより手軽になり、コスト削減にもつながります。

 

その反面、コンクリート下地に防草シートを使用すると人工芝の下に空気がこもりやすく、
湿気がたまりやすくなるデメリットがあります。
そのため、コンクリート下地には人工芝をそのまま敷くことが最もおすすめです。
人工芝の芝丈が30mm以上のものを選ぶことで、見た目も自然でクッション性の良い本物の芝生のような仕上がりになります。

用途に合わせて人工芝と防草シートを選んでほしい

ユーザーの多様なニーズに応えるため、庭やベランダなど設置場所の状況によって最適な人工芝と防草シートを選んでいただきたいからです。

 

例えば、お子様の遊び場やドッグランにはクッション性に優れている芝丈30mm以上の人工芝がおすすめのように、用途によって芝丈が変わることがあります。 また、直射日光が多く当たる場所にはUV加工が施された人工芝がおすすめのように、使用用途や環境によって選ぶべき人工芝の素材や厚みが変わることがあります。

 

さらに、人工芝と防草シートを別々に用意することで、より自由にレイアウトやカスタマイズが可能となり、曲線に沿わせるなど複雑な形状の庭にも対応しやすくなります。 また、環境に応じて防草シートの種類や厚さを選ぶことで、より効果的に雑草の侵入を防ぐことが可能です。 例えば、葉先の尖った強い雑草が多い場所には、より高密度で耐久性のある不織布の防草シートを選ぶことをおすすめしています。

お子様の遊び場
ドッグラン

 

このように、用途に応じて最適な組み合わせを選ぶことで、ふわふわターフの魅力を最大限に引き出し、長期間にわたって美しい庭を維持することができるのです。

人工芝の下におすすめの防草シート

遮光率の高い防草シート

遮光率の高い防草シート

遮光率が高いということは、地面に届く光の量が少なくなることを意味し、これによって雑草の光合成が阻害され、生育が抑制されます。
特に、人工芝を敷設する際には、地面に直接光が当たらないようにすることが重要であり、目安として遮光率95%以上の防草シートを選ぶと良いでしょう。

 

95%以上の遮光率があれば光を遮ることができるため、大部分の雑草は枯れる、もしくは発芽できない状態になります。 それ以下(90%ほど)になると、一部の強い雑草(スギナやチガヤ)はわずかな光でも光合成をすることができますので成長する可能性があります。

不織布の防草シート

不織布の防草シート

不織布の防草シートとは、織り目(編み目)のない防草シートです。
つまり、織り目がないということは隙間が少なく光を通しにくい構造になっているため比較的遮光率が高い防草シートになります。

光を通しにくいと光合成ができず雑草の成長を抑制することができます。
織布の防草シートは織り目の隙間から雑草の芽が突き抜ける可能性がありますが、不織布は織り目がないため突き抜けにくい構造になっています。 また、不織布の防草シートはカットしてもほつれることがありません。

密度の高い防草シート

密度の高い防草シート

安い防草シートの中には不織布であっても薄くて軽いものがあります。
それでは光を通して雑草が成長したり雑草が防草シートを突き抜けたりする可能性があります。

 

それに比べて密度が高い防草シートは、繊維の層が雑草の突き抜けを防ぎます。
密度の高さは、触ってみたり光に当てて透かしてみたりすると分かりやすいです。 さらに、上から飛んでくる雑草の種がシートの上で発芽してもシートを貫通しないためメンテンナンスが格段に楽になります。

防草シートの効果的な貼り方

いくら効果の高い防草シートを選んでも効果の高い敷き方をしなければ意味がありません。
まず、防草シートを並べて敷く際は、シート同士の重なりを10cmほど設けましょう。
重ねを設けることでシートの隙間から雑草が生えるリスクを抑えることができます。

 

また、シートの固定には専用のU字ピンを用いて防草シートの周囲を約50cm間隔で打ち込み、風でシートがめくれないようにしっかりと固定します。
さらに、ピンを打設した後にピンの上から専用のシールを貼ることでピン穴からの雑草を防ぐことができます。
このような手順を踏むことで長期間にわたって雑草の成長を抑えることができ、美しい人工芝の景観を維持することができます。

人工芝用防草シートの貼り方はこちら

まとめ

人工芝のDIYを考えている方にとって防草シート一体型の選択は一見便利に思えますが、実際には一体型が必ずしも最適とは限りません。
人工芝を防草シート一体型にすると、防草効果を発揮する場所が限定され、特にジョイント部分の雑草に対応できないことがあります。

 

また、設置場所がコンクリートの場合には防草シートが不要になることもあり、使い勝手が限定されてしまいます。
そのため、用途や設置環境に応じて人工芝と防草シートを別々に選ぶことをおすすめします。
そして、より効果的に雑草対策をするためには遮光率や密度の高い防草シートを選ぶことが重要です。
ご自身の庭にぴったりの人工芝と防草シートを選んで理想の庭作りを始めてみてください。

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