雑草が生えない人工芝の選び方と施工ポイント
ここ数年、庭や外構に人工芝を取り入れる家庭が増えています。
緑があるだけで印象が明るくなり、手入れが楽そうという点も魅力です。
私もその一人で、引っ越し当初は人工芝の見た目に満足していました。
ところが、しばらくすると芝のすき間や端から雑草がちらほら…。
せっかく敷いた人工芝を無駄にしないためには、「雑草が生えにくい人工芝の選び方」と「防草シートの正しい施工」を見直すことが大切です。
この記事では、私自身のやり直し経験をもとに、雑草に悩まない人工芝施工のポイントを分かりやすく解説します。
人工芝から雑草が生えてきた?!

最初に敷いたとき、敷かれた状態はとてもきれいで満足。
ところが数週間で小さな芽が。
継ぎ目や縁、人工芝からも小さな雑草が生えていました。抜いても抜いてもまた出る…。
原因は「下地」「貼り方」と「選び方」。この3つに落とし穴がありました。
人工芝は景観材。雑草の光合成を止める機能は基本的にありません。
だから“ただ敷いただけ”だと雑草はいつまでも生えてきます。防草の考え方を入れ直す必要がありました。
なぜ?人工芝から雑草が生える原因
- 透水穴やシートの継ぎ目、縁のすき間から光が入る
- 下地の整地不足で割れ目や土のポケットができる
- 人工芝に“防草機能”がない前提を見落とす
- 防草シートの選定や貼り方が不十分(重ね不足・隙間)
人工芝だけでは「光」を遮れません。雑草の生育に必要な光を断つ役は“防草シート”。
これを人工芝の下に正しく施工するのが基本です。
人工芝の雑草対策はこの4つ!
1.水はけの良い下地作り

人工芝を長持ちさせ、美しい状態を保つためには「水はけの良い下地作り」が欠かせません。
凸凹や柔らかい土はNGです。
ゴロゴロとした石が多い土の場合は、できるだけ取り除きましょう。
土は締め固めて、雨水が滞留しないようにします。
水たまりはカビ・虫・浮きの原因となります。
まずは整地と転圧でフラット&硬い下地に。
2.雑草が育たない人工芝を選ぶ

人工芝を選ぶ際は、隙間がわずかで雑草が生えにくい設計のものを選ぶことが大切です。
特に芝が細かく編まれ、裏面がPU(ポリウレタン)加工されている人工芝は、耐水性、耐久性が高く、雑草の生長を防ぎます。
また、人工芝の柔らかさも大事なポイント!
地面との間にできる隙間が少なくなることで、雑草の発芽を物理的に防ぐ効果があります。
3.織り目のない防草シートを選ぶ

雑草の発生をしっかりと防ぐためには、隙間や織り目が粗い防草シートではなく、織り目のないタイプの防草シート(人工芝用防草シート)を選ぶことが重要です。
織り目があるシートは、細かな隙間から雑草が生えてしまうことがありますが、織り目のないシートならその心配がありません。
しっかりと地面に敷くことで、雑草の根がシートを突き破るリスクを減らし、より確実な雑草対策となります。
また、織り目のない防草シートは耐久性にも優れており、長期間にわたって除草作業の手間を減らしてくれます。
防草効果を最大限に発揮したい方は、隙間がなく雑草の侵入を許さない織り目なしの防草シートを選び、正しく敷くことがポイントです。
4.隙間がないよう防草シートを敷く

防草シートは隙間ができないようシート同士を10cm以上重ねて敷きましょう。
この重ねが狭いと、少しずれただけで土が露出してしまうかもしれません。
下地処理&貼り方
(1)下地作り(現場状況によって変えよう!)
- 既に生えている雑草を除草。
- 凹凸の原因となる石を取り除く。
- 整地して締め固め
- 勾配を意識し、建物側に水が寄らないよう調整。
その他、端部にエッジ材や見切り材があると見栄えがさらにUPします。

(2)防草シートの貼り方
- 端からまっすぐ敷く。継ぎ目は10cm以上重ねる。
- 人工芝用防草シート固定ピンで1m間隔を目安に仮固定。
- 障害物がある場合は、加工しやすく印を付けておきましょう。
高密度不織布タイプの防草シートがおすすめです。
(3)人工芝の貼り方
- 芝目を同一方向にそろえる。
- ロールを仮置き→位置決め→不要部を裏側からカット。
- 周囲を人工芝用固定ピンで押さえ、めくれ防止。
- 施工後はブラッシングして芝を起こす。
人工芝の端や接合部分をしっかりと固定し、ズレや浮きを防ぐことで、美しい仕上がりを長く保つことができます。
雑草防止の実例
実際の施工事例から学ぶ効果的な対策

私が経験した失敗は「防草シートなし+整地甘め」でした。
やり直しでは、徹底的に下地を再整地&転圧し、人工芝用防草シートを敷き詰めることで雑草対策できました。
人工芝と防草シートの組み合わせによって、長期間にわたり美しい景観を維持することができます。
実際の経験から得られた工夫やポイントを参考にしていただけると嬉しいです。
まとめ
人工芝から雑草が生える原因は、下地・防草シート・施工方法にあります。
人工芝は景観材であり、防草の主役はあくまで防草シートです。
下地をしっかり整え、織り目のない高密度不織布の防草シートを隙間なく敷き、その上に適切な人工芝を施工することで、雑草の発生は大きく抑えられます。
最初のひと手間が、長くきれいな人工芝の庭を守る近道となります。

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